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なぜ『iPhone』を100%まで充電しない方が良いのか。バッテリーの劣化を抑える使い方とは

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100%まで充電して、ギリギリまで電池を使い込む……。実は、こういう使い方をしていると『iPhone』のバッテリーの劣化はより早くなってしまいます。

では、『iPhone』のバッテリーの劣化を抑えるにはどのような使い方をすればいいのでしょうか?これについて、Appleを解説する海外YouTubeチャンネル『Apple Explain』が解説しています。

Source:Apple Explained
*カテゴリー:テクノロジー technology
※画像の一部でMockUiPhoneを使用しています

『iPhone』を100%まで充電しないほうが良いのはなぜ?


『iPhone』などスマホやノートPCに使われるバッテリーは、“リチウムイオン電池”というもの。この電池の容量は、ある一定の充電回数(サイクル回数)を経ると劣化してしまいます。


しかし回数を減らそうとして、100%まで充電してバッテリー残量が10%以下になるまで使い続けるような使い方は、逆にバッテリーの劣化を早めます。

リチウムイオン電池は、ほとんどの電気を放電して空になった状態では、劣化がより早く進みます。つまり電池残量ギリギリまで使ってしまうと、バッテリーの消耗を早めることにつながるのです。

おなじみの『iPhone』の省電力モードは、性能を抑えることでバッテリー消費を抑え、ユーザーに通知して出来るだけ電池が空の状態を防ぐ狙いがあります。


また、充電しっぱなしの状態もバッテリーに負担をかけてしまいます。バッテリーが100%の状態で充電が続くと“過充電”になってしまうのです。


そのため、『iPhone』には“バッテリー充電の最適化”という機能が備わっています。この機能はユーザーの充電習慣に基づき、バッテリー容量の80%を超えると、『iPhone』を使用しそうなタイミングの少し前まで充電速度を落としてくれます。

このように、“バッテリー充電の最適化”をオンにしておくと、過充電によるバッテリーへの負担は防ぐことができます。この機能がオンになっているかは、『iPhone』の設定→バッテリー→バッテリーの状態にある“バッテリー充電の最適化”の項目を確認しましょう。


また、この画面では自分の『iPhone』のバッテリーの状態を知ることもできます。


では、もっともバッテリーの劣化を抑えられる充電方法は?これについて、Apple Explainedは「バッテリー容量を40%〜80%の間に保つと、バッテリーへの負担をより抑えられる」と説明しています。


ちょっと面倒かもしれませんが、忙しくない日はこまめに充電して、『iPhone』のバッテリーをいたわると良いかもしれませんね。

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